一人暮らしの部屋は、どうしても収納スペースが限られてしまう。クローゼットだけでは衣類や布団、生活用品がすべて収まりきらず、気づけば部屋が物であふれている…なんて経験はないだろうか。
そんな悩みを解決してくれるのが収納付きベッドだ。ベッド下のデッドスペースを有効活用できるので、限られた空間でもスッキリと暮らせるようになる。

この記事では、一人暮らしの方に向けて、収納付きベッドの種類や選び方のポイント、実際に使うときの注意点までまるっと解説していく。部屋をもっとスッキリさせたい方は、ぜひ最後まで読んでみてほしい。
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収納付きベッドにはどんな種類がある?
収納付きベッドと一口に言っても、その構造や使い勝手はさまざまだ。大きく分けると「引き出し式」「チェストベッド」「跳ね上げ式」「フタ式」の4つのタイプがある。それぞれの特徴を知ったうえで、自分の生活スタイルに合うものを選ぶのが大切になる。
引き出し式ベッド
もっともポピュラーなタイプで、ベッドの片側または両側に引き出しが付いている。衣類や小物など、日常的に出し入れするものの収納に向いている。価格帯は3万円〜7万円前後が目安で、手が届きやすいのも魅力だ。
ただし、引き出しを開けるためにベッド横にスペースが必要という点は忘れずに。壁にぴったり寄せてしまうと引き出しが開かなくなるケースがあるので、設置場所のレイアウトを事前に確認しておこう。
チェストベッド
チェストベッドは、引き出しが2段以上ある大容量タイプのこと。タンス1台分の収納力を持つものもあり、一人暮らしならクローゼットの補助収納として十分に活躍してくれる。引き出しの深さがそれぞれ異なるモデルなら、薄手の衣類から厚手のニットまで効率よく仕分けられる。
跳ね上げ式ベッド
マットレスごと床板が持ち上がる跳ね上げ式は、ベッド下が丸ごと大きな収納庫になるのが特徴だ。スーツケースや季節外れの家電、来客用の布団など、大きくてかさばるものの収納に向いている。
引き出し式と違い、ベッド横にスペースを確保する必要がないため、狭い部屋にも設置しやすい。ただし価格帯は10万円前後と高めになる傾向がある。
フタ式収納ベッド
床板を外して収納スペースにアクセスするシンプルなタイプ。構造がシンプルな分、価格は安めに抑えられている。ただし、毎回マットレスや床板を持ち上げる必要があるため、頻繁に出し入れするものには不向き。シーズンオフのものを長期保管するのに適している。

一人暮らし向け収納付きベッドの選び方5つのポイント
種類がわかったところで、実際に選ぶときにチェックしておきたいポイントを5つにまとめた。
ポイント1:何を収納したいかを明確にする
収納付きベッドを選ぶうえでもっとも重要なのが、「何を・どのくらい収納したいか」を事前にはっきりさせることだ。衣類や小物がメインなら引き出し式で十分だし、大きな荷物が多いなら跳ね上げ式を検討するのがよい。
まずは現在クローゼットに入りきらないものをリストアップしてみよう。そのうえで必要な収納量を把握してからベッドを選ぶと、「買ったけど入らなかった」という失敗を防げる。
ポイント2:部屋のサイズとレイアウトを確認する
引き出し式の場合、引き出しを全開にしたときにドアや他の家具と干渉しないか確認が必要だ。一般的にベッド側面から50cm以上のスペースを確保できるとスムーズに使える。
壁際にしか設置できない部屋なら、跳ね上げ式を選ぶか、引き出しの向きを部屋のレイアウトに合わせて左右入れ替えられるタイプを探そう。
ポイント3:組み立ての難易度をチェック
収納付きベッドはパーツが多く、一般的なベッドフレームよりも組み立ての難易度が高めだ。一人暮らしで組み立てに自信がない場合は、「組み立て設置サービス」がオプションで付けられるショップを選ぶと安心だ。
半完成品として届くモデルもあり、こちらならネジ締め程度の簡単な作業で済むケースが多い。
ポイント4:湿気・カビ対策を考える
収納付きベッドは構造上、ベッド下が密閉されやすく、通気性が悪くなりがちだ。特にワンルームで湿気がこもりやすい環境では、カビが発生するリスクがある。
収納スペースには除湿シートや乾燥剤を置いて、定期的に中身を出して換気するのがおすすめ。床板がすのこ仕様のモデルなら通気性が確保されやすい。
ポイント5:マットレスとの相性
収納付きベッドは、フレームの高さがやや高めになる傾向がある。そこに厚みのあるマットレスを乗せると、ベッド全体の高さがかなり出てしまい、圧迫感を感じることも。一人暮らしのコンパクトな部屋では、マットレスの厚さは15cm前後が使いやすいとされている。

一人暮らしにおすすめの収納付きベッドの特徴
一人暮らしの場合、ベッド選びにはいくつかの「一人暮らしならでは」のポイントがある。
ヘッドボード付きが便利
一人暮らしではベッドサイドにテーブルを置くスペースがないことも多い。ヘッドボードにコンセントや小物置きが付いているタイプなら、スマホの充電や目覚まし時計の設置場所としても活用できる。
サイズはシングルが基本
一人暮らし向けの間取り(ワンルーム〜1K)であれば、シングルサイズ(幅97cm前後)が妥当だ。セミダブルにすると寝心地はゆったりするが、その分部屋が狭くなる。収納付きベッドはフレーム自体がしっかりしている分、通常のベッドよりやや大きくなることもあるので、採寸は念入りに行おう。
色は明るめがベター
収納付きベッドはフレームに存在感があるため、暗い色を選ぶと部屋全体が重い印象になりやすい。一人暮らしの限られたスペースでは、ナチュラルやホワイトなどの明るいカラーを選ぶと、部屋が広く見える効果が期待できる。
収納付きベッドを長く快適に使うためのコツ
せっかく購入した収納付きベッドも、使い方を間違えると劣化が早まったり、カビが発生したりすることがある。快適に長く使うためのコツを紹介する。
定期的な換気と掃除
月に1回程度は収納スペースの中身を取り出して、空気を入れ替えるのがおすすめ。このタイミングで掃除機をかけてホコリも除去しておけば、ダニ対策にもなる。
収納スペースに詰め込みすぎない
スペースがあるとつい詰め込んでしまいがちだが、ギュウギュウに入れると通気性が悪化し、カビの原因になる。収納容量の8割程度を目安にゆとりを持たせよう。
除湿剤・防虫剤を活用する
衣類を収納する場合は、除湿剤と防虫剤をセットで入れておくと安心だ。特に梅雨の時期は湿度が高くなるので、こまめにチェックして交換するとよい。
ネジの緩みを定期的にチェック
収納付きベッドはパーツが多い分、使っているうちにネジが緩んでくることがある。半年に1回程度、主要なネジの締まり具合を確認しておくと、きしみ音や破損の予防になる。

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収納付きベッドのデメリットも知っておこう
メリットの多い収納付きベッドだが、デメリットもしっかり把握しておくことが大事だ。
重量が重い
収納パーツが追加される分、通常のベッドフレームより重くなる。引っ越しのときに移動が大変になったり、模様替えがしにくくなったりする点は覚えておこう。特に跳ね上げ式はガス圧シリンダーなどの機構が加わるため、さらに重くなりがちだ。
通気性が低下しやすい
先述のとおり、ベッド下が密閉されるため湿気がこもりやすい。すのこ床板のモデルを選んだり、除湿対策を徹底したりすることで対策は可能だが、完全にオープンなベッドと比べると通気性は劣る。
価格がやや高め
同じサイズ・素材であれば、収納なしのベッドフレームと比較して1万〜3万円ほど高くなる傾向がある。ただし、別途収納家具を買うコストと比較すれば、トータルではお得になるケースも多い。
よくある質問
Q. 収納付きベッドは耐荷重が心配だけど大丈夫?
A. 多くの収納付きベッドはフレームの構造がしっかりしており、耐荷重は200kg前後のモデルが一般的だ。体重とマットレスの重量を合わせて耐荷重を超えなければ心配する必要はない。購入前に商品スペックの耐荷重を確認しておくと安心だ。
Q. 賃貸でも使って大丈夫?
A. 収納付きベッドは床に直接設置するため、賃貸でも問題なく使える。ただしフレームの脚が細いと床にキズが付くことがあるので、フェルトシールなどの傷防止グッズを貼っておくと安心だ。
Q. 引き出しの左右は入れ替えられる?
A. 多くのモデルが左右どちらからでも引き出せる仕様になっている。ただしモデルによっては固定の場合もあるため、購入前に商品情報を確認しておこう。
Q. 跳ね上げ式は一人でも開けられる?
A. ガス圧シリンダーが搭載されているモデルなら、片手でも軽く持ち上げられるものが多い。マットレスを乗せたままでも開閉できるので、一人暮らしでも問題なく使えるのがうれしいポイントだ。

まとめ
一人暮らしの限られたスペースを有効に活用するために、収納付きベッドは非常に実用的な選択肢だ。引き出し式やチェストベッド、跳ね上げ式など、種類によって収納力や使い勝手が異なるため、まずは「何を収納したいか」を明確にしてから選ぶのがポイントになる。
選ぶときは部屋のサイズとレイアウトの確認、組み立ての難易度、湿気対策、マットレスとの相性を忘れずにチェックしよう。使い始めてからも、定期的な換気と掃除を習慣にすれば、長く快適に使い続けられる。
ベッド選びで迷っている方は、ぜひ今回の内容を参考に、自分の暮らしにぴったりの一台を見つけてほしい。
参考:ネルコンシェルジュ neruco|収納付きベッドおすすめ
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