横向きで寝るのが好きだけど、朝起きると肩が痛い…。そんな悩みを抱えている方は、枕の高さや形状が横向き寝に合っていない可能性があります。
横向き寝は気道を確保しやすいなどのメリットがある一方で、枕が合っていないと首や肩に大きな負担がかかります。筆者のれんも横向き寝が多いタイプで、枕選びにはかなり苦労しました。
今回は、横向き寝に合った枕の選び方と、チェックすべきポイントを詳しく解説します。
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横向き寝のメリット・デメリット
メリット
- 気道が確保されやすく、いびきの軽減が期待できる
- 胃腸への負担が少ない(右向きの場合)
- 腰への圧力が分散されやすい
- 妊娠中の方は左向き(シムスの体位)が推奨されることが多い
デメリット
- 肩や腕に体重がかかりやすい
- 枕が合っていないと首が曲がりやすい
- 顔の片側に圧力がかかりやすい
- 同じ側ばかりで寝ると体のゆがみにつながることがある
デメリットの多くは、適切な枕を選ぶことでカバーできます。横向き寝のよさを活かしつつ、体への負担を減らすための枕選びが重要です。顔への圧力が気になる方は、頬に当たる部分が柔らかい素材の枕カバーを使ったり、シルク素材のカバーにすることで摩擦を軽減できます。

横向き寝に必要な枕の高さとは
横向き寝で理想的な枕の高さは、頭・首・背骨がまっすぐ一直線になる高さです。仰向け寝と比べて肩の厚み分だけ高さが必要になるため、一般的には3〜5cm程度高くなります。
高さの目安
- 小柄な方・肩幅が狭い方:4〜6cm程度
- 標準体型の方:6〜8cm程度
- がっしり体型・肩幅が広い方:8〜10cm程度
ただし、これはあくまで参考値です。使用しているマットレスの硬さによっても変わるため、実際に横になってみて確認するのが確実です。
横向きで寝たとき、首が上にも下にも曲がらず、まっすぐな状態が理想です。家族に横から見てもらうか、スマホのセルフタイマーで撮影して確認してみてください。
横向き寝の枕を選ぶ6つのポイント
1. 高さ調整ができるか
横向き寝は肩幅によって適切な高さが大きく変わります。中材の量を調整できるタイプや、調整シートが入っている枕を選ぶと、購入後に微調整がしやすいです。
2. サイドが高めに設計されているか
仰向けと横向きの両方で寝る方は、中央が低くサイドが高い構造の枕がおすすめです。仰向けのときは中央の低い部分に頭が収まり、寝返りで横向きになったときはサイドの高い部分が肩の厚みを補ってくれます。
3. 沈み込みすぎない素材か
柔らかすぎる素材は頭が沈み込んで高さが変わってしまいます。パイプやエアファイバーなど、沈み込みが少なく頭の位置を安定させられる素材が横向き寝には向いています。
4. 横幅が十分にあるか
寝返りを打ったときに頭が枕から落ちると、首に大きな負担がかかります。横幅63cm以上のワイドサイズがおすすめです。寝返りが多い方は70cm以上のものも検討してみてください。
5. 肩への圧迫が少ない形状か
枕の端が肩に当たって圧迫感があると、肩の痛みやしびれにつながります。肩口にフィットする形状や、端がなだらかにカーブしているデザインの枕を選ぶとよいでしょう。
6. 通気性が良いか
横向き寝は枕と顔の接触面積が大きくなるため、蒸れやすくなります。通気性の良い素材やカバーを選ぶことで、快適さが持続します。

横向き寝で肩が痛くなる原因と対策
枕が低すぎる場合
枕が低いと頭が下がり、首が横に曲がった状態になります。首の筋肉に負担がかかるだけでなく、下側の肩に体重が集中して痛みが出ます。タオルを枕の下に重ねて高さを足してみましょう。横向きで寝たときに、鏡を見て(または写真を撮って)頭が肩より下がっていたら、枕が低すぎるサインです。
枕が高すぎる場合
逆に枕が高すぎると、首が上に持ち上がって肩と首の間の筋肉が引っ張られます。中材を減らすか、薄い枕に替えることで改善する可能性があります。首の上側(天井を向いている側)に張りや痛みを感じる場合は、枕が高すぎることが原因かもしれません。
マットレスが硬すぎる場合
マットレスが硬いと肩が沈み込まず、横向きで寝たときに肩の圧迫が強くなります。枕だけでなく、マットレスの硬さも見直してみてください。柔らかめのマットレスパッドを追加するのも一つの方法です。逆にマットレスが柔らかすぎる場合は体全体が沈み込むため、枕の高さが相対的に高くなってしまうことがあります。枕とマットレスのバランスを考慮することが大切です。

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横向き寝をサポートするアイテム
抱き枕
抱き枕を抱えることで体が安定し、横向きの姿勢を保ちやすくなります。腕や足の置き場もできるため、体全体の圧力分散にも役立ちます。
膝枕(レッグピロー)
膝の間に小さな枕を挟むと、骨盤の位置が安定して腰への負担が軽減されます。横向き寝で腰が痛くなる方にはおすすめのアイテムです。
横向き寝は片方の肩に長時間圧力がかかるため、巻き肩や肩の痛みにつながることがあります。寝返りがスムーズにできる枕とマットレスの組み合わせを意識してください。
Q&A|横向き寝の枕でよくある疑問
Q. 横向き寝と仰向け寝、どちらがいい?
どちらが優れているということはありません。大切なのは、自分の寝姿勢に合った枕を使うことです。両方の姿勢で寝る方は、中央が低くサイドが高い枕を選ぶとどちらにも対応できます。
Q. 左向きと右向き、どちらがいい?
一般的に、右向きは胃の出口が下になるため消化に負担が少ないとされています。ただし、どちらが楽かは個人差があるため、体が楽に感じるほうで寝るのが自然です。
Q. 横向き専用の枕じゃないとダメ?
「横向き専用」と明記されていなくても、高さ調整ができて十分な横幅がある枕なら問題ありません。大切なのは横向きで寝たときに首がまっすぐになる高さを確保できるかどうかです。
Q. 横向きで腕がしびれるのは枕のせい?
腕のしびれは、枕の高さよりも腕の位置が原因のことが多いです。腕を体の下に敷かないように注意し、枕を抱えるようにして腕の置き場を確保しましょう。
Q. 横向き寝で顔のシワが心配。対策はある?
横向き寝は枕と顔の接触が多いため、肌への摩擦や圧力が気になる方もいます。シルク素材の枕カバーは摩擦が少なく、肌への負担を減らせるとされています。また、顔に直接当たらないように頬の下にすき間ができるタイプの枕も販売されています。
Q. 横向き寝は毎晩同じ方向で寝ても大丈夫?
できれば左右交互に向きを変えるのが理想です。同じ側ばかりで寝続けると、体のゆがみにつながったり、片方の肩だけに負担が集中したりすることがあります。意識的に反対側を向いてみる習慣をつけるとよいでしょう。
まとめ|横向き寝に合った枕で快適な睡眠を
横向き寝の枕選びで最も大切なのは、肩幅に合った高さを確保することです。仰向けよりも3〜5cm程度高めが目安ですが、体格やマットレスの硬さによって変わるため、実際に横になって確認してください。
高さ調整ができるタイプの枕を選べば、購入後の微調整もしやすくなります。横向き寝のメリットを最大限に活かしつつ、肩や首への負担を減らして快適な眠りを手に入れてください。
参考:WENELL|横向き寝の方必見!枕の選び方、日本橋西川|枕の高さの決め方、かわな鍼灸・整骨院|横向き枕のおすすめと正しい選び方
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