夏の夜、マットレスの蒸れが気になって何度も寝返りを打ってしまう…そんな経験はありませんか。暑い季節こそマットレスの通気性が睡眠の質を大きく左右します。
この記事では、通気性の良いマットレスの素材ごとの特徴や選び方のポイントを解説します。夏でも快適に眠れるマットレス選びの参考にしてみてください。

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快眠タイムズ マットレス3.0を徹底解説|特徴・寝心地・100日間トライアルまで丸わかり
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なぜ夏はマットレスの通気性が重要なのか
人は一晩の睡眠中にコップ約1杯分(約200ml)の汗をかくとされています。夏場はその量がさらに増え500ml以上になることもあるため、マットレスに吸収された汗や体温で体の接触面に熱と湿気がこもりやすくなります。
通気性の低いマットレスを使っていると、背中やお尻のあたりが蒸れて不快感を感じ、何度も寝返りを打つことに。結果として睡眠が浅くなり、翌朝の疲労感やだるさにつながってしまいます。
通気性の良いマットレスであれば、体から発せられた熱や湿気を効率的に逃がしてくれるので、夏でもサラッとした寝心地を維持できます。実際に、マットレスを通気性の高いものに変えただけで「夜中に暑くて目が覚めることがなくなった」「朝まで熟睡できるようになった」という声も多く聞かれます。
マットレスの素材別・通気性を比較
マットレスの通気性は、使われている素材によって大きく異なります。ここでは主要な素材ごとの特徴を見ていきましょう。
ファイバー素材(エア系)
通気性で選ぶなら、ファイバー素材が頭ひとつ抜けています。ポリエチレンやポリエステルの繊維が複雑に絡み合った構造で、体積の約90〜96%が空気層です。熱や湿気がこもりにくく、夏場でもサラッとした寝心地を保ってくれます。
代表的なファイバー素材として、エアウィーヴの「エアファイバー」や東洋紡の「ブレスエアー」があります。いずれも通気性に優れ、水洗いできるという衛生面でのメリットもあります。
高反発ウレタン
ウレタン素材は一般的に通気性が低いとされていますが、加工方法によって改善されたものもあります。
- プロファイル加工:表面を凸凹にカットすることで空気の通り道を作る
- オープンセル構造:気泡が連続した構造で、空気が素材内を通り抜けやすい
- ピンホール加工:素材に小さな穴を空けて通気性を向上させる
これらの加工が施されたウレタンマットレスであれば、通気性はある程度確保できます。ただし、ファイバー素材には及ばない場合が多いです。
低反発ウレタン
低反発ウレタンは体にフィットする寝心地が魅力ですが、密着度が高いぶん、熱がこもりやすいというデメリットがあります。通気性の面では主要な素材の中で最も不利な傾向にあり、夏場のメインマットレスとしてはやや厳しい印象です。どうしても低反発の寝心地が好みの方は、冷感素材のカバーや冷感敷きパッドを併用して体感温度を下げる工夫をしましょう。
ボンネルコイル
コイルが連結された構造のボンネルコイルは、マットレス内部に空気が通りやすいため通気性は比較的良好です。硬めの寝心地が好みの方には選択肢になります。
ポケットコイル
コイルが一つずつ不織布の袋に包まれているポケットコイルは、ボンネルコイルに比べると通気性でやや劣ります。ただし、通気孔付きの不織布を使用したモデルや、詰め物にファイバー素材を採用したモデルなら通気性が改善されている場合もあります。
通気性の高さを素材別に並べると、おおまかに以下のようになります。
- ファイバー(エア系) > ボンネルコイル > 高反発ウレタン(加工あり) > ポケットコイル > 低反発ウレタン
※製品ごとに差があるため、あくまで目安です。

通気性の良いマットレスを選ぶときのチェックポイント
素材以外にも、通気性に影響するポイントはいくつかあります。購入前にチェックしておきましょう。
側生地(カバー)の素材にも注目
マットレスの中材だけでなく、カバーの素材も通気性に影響します。ポリエステルのメッシュ生地や、吸湿速乾加工が施された生地のカバーは、汗を素早く吸い取って乾かしてくれます。綿100%のカバーも吸湿性は高いですが、速乾性ではメッシュ系に劣ります。
マットレスの厚みと構造
厚みがあるマットレスは寝心地が良い反面、内部に熱がこもりやすくなることもあります。ただし、多層構造で上層にファイバー素材を配置しているモデルなら、体の接触面の通気性は確保できます。
リバーシブル仕様か確認する
表と裏で素材が異なるリバーシブル仕様のマットレスなら、夏はメッシュ面、冬は保温面と使い分けができます。季節ごとにマットレスを買い替える必要がなく、コストパフォーマンスに優れた選択です。夏面には通気性の高いメッシュ生地やファイバー素材を、冬面にはウレタンや起毛素材を採用しているモデルが多く、ひっくり返すだけで寝心地が大きく変わります。
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マットレス以外の蒸れ対策もあわせて実践しよう
マットレスの素材選びだけでなく、寝具や寝室環境の工夫でさらに快適さを高められます。
冷感敷きパッドを使う
接触冷感素材の敷きパッドをマットレスの上に敷くと、寝た瞬間のひんやり感が得られます。手軽に導入でき、洗濯もしやすいため夏の寝具アイテムとして非常に人気があります。
冷感敷きパッドを選ぶ際は「Q-max値」をチェックしましょう。Q-max値は接触冷感の強さを示す数値で、0.3以上であれば十分なひんやり感が得られるとされています。0.4以上なら、より強い冷感を感じられます。ただし、冷感の持続力は製品によって異なるため、口コミなども参考にすると失敗しにくいです。
吸湿速乾のシーツを選ぶ
シーツの素材も意外と重要です。吸湿速乾タイプのシーツを使えば、汗をかいてもサラッとした肌触りが持続します。リネンやテンセル素材も吸湿性と放湿性のバランスが良く、夏向きの素材です。
寝室の温度・湿度を管理する
エアコンを活用して寝室の温度は26〜28℃、湿度は50〜60%を目安に設定しましょう。サーキュレーターで室内の空気を循環させるのも効果的です。エアコンの風が直接体に当たると体が冷えすぎてしまうため、風向きを天井に向けるか、サーキュレーターで間接的に空気を循環させるのがポイントです。
すのこベッドで底面の通気性を確保
マットレスの下にすのこを敷くと、底面からも空気が流れるため蒸れにくくなります。特にフローリングに直置きしている場合は、すのこの導入だけで大きな改善が期待できます。

通気性の良いマットレスに関するQ&A
Q. ファイバーマットレスは硬くない?
ファイバー素材は高反発寄りの寝心地で、やや硬めに感じる方もいます。ただし、製品によって硬さは調整されており、複数の硬さの層を組み合わせたモデルもあります。購入前にお試し期間のある製品を選ぶと安心です。
Q. 通気性が良すぎると冬は寒くない?
通気性に優れたマットレスは、冬に底冷えを感じることがあります。冬場は保温性のある敷きパッドやシーツを併用することで対応できます。リバーシブル仕様のマットレスなら季節ごとに面を変えるだけで済みます。
Q. ウレタンマットレスでも夏を乗り切れる?
プロファイル加工やオープンセル構造のウレタンマットレスなら、ある程度の通気性は確保できます。加えて冷感敷きパッドやメッシュのシーツを併用すれば、夏場でも快適に使えるケースは多いです。
Q. 寝汗がひどい場合はどうすればいい?
寝汗が多い方は、マットレスの通気性に加えて「吸湿」の観点も大切です。吸湿速乾の敷きパッドやシーツを使い、定期的に洗濯して清潔を保ちましょう。寝室の湿度管理や就寝前の水分補給の見直しも検討してみてください。
Q. ファイバーマットレスは水洗いできるって本当?
多くのファイバーマットレスはシャワーで水洗いできる構造になっています。カバーを外して中材に直接シャワーをかけ、風通しの良い場所で乾燥させるだけでOKです。汗や皮脂汚れを洗い流せるため、ダニやカビの予防にもつながります。ただし、製品によって洗い方が異なるため、取扱説明書を必ず確認しましょう。

通気性が良いマットレスでも、敷きっぱなしにしていると底面に湿気がたまります。週1〜2回はマットレスを立てかけて陰干しし、湿気を逃がす習慣をつけましょう。
まとめ
夏の快適な睡眠には、マットレスの通気性が欠かせません。素材別ではファイバー(エア系)が通気性に最も優れ、ウレタン系でもプロファイル加工やオープンセル構造のモデルなら夏場にも対応しやすくなっています。
マットレス選びに加えて、冷感敷きパッドの活用、吸湿速乾シーツへの切り替え、寝室の温度・湿度管理といった対策を組み合わせることで、夏の寝苦しさは大きく軽減できます。自分に合った方法を取り入れて、暑い夜もぐっすり眠れる環境を整えてみてください。

参考:エアウィーヴ 通気性のよいマットレスとは?素材ごとの違いや失敗しない選び方を解説
参考:椚大輔のベッド選び 本当におすすめのファイバーマットレス
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