マットレスって、実は想像以上に汚れているのをご存知ですか。毎日何時間も体を預けているにもかかわらず、シーツを洗うだけでマットレス本体のケアをしていないという方は少なくありません。人は一晩で約200mlの汗をかくと言われており、その汗がマットレスに染み込み、汚れやにおいの原因になっています。汗や皮脂が残ったままのマットレスはダニやカビの温床にもなりやすく、マットレスの適切なケアは睡眠環境を清潔に保つうえで欠かせないポイントです。この記事では、自宅でできるマットレスの洗い方から、プロのクリーニングサービスの活用方法まで詳しくお伝えします。
🌙 生活リズムを見直しながら、漢方も気になる方へ
LINEで薬剤師に相談できるオンライン漢方薬店「YOJO」

- ✅ LINEで約3分の体質チェック
- ✅ 漢方選びを薬剤師に無料で相談できる
- ✅ 相談して決めた漢方を自宅にお届け
- ✅ 取り扱いは第二類・第三類医薬品
※体質チェックと相談までは無料。持病がある方・服薬中の方は医師にご相談ください
マットレスは丸洗いできる?
結論から言うと、ほとんどのマットレスは丸洗いできません。ウレタン、コイル、ラテックスなど一般的な素材のマットレスは、水洗いすると内部の素材が傷んだり、乾燥しきれずにカビが発生したりするリスクがあります。
ただし、ファイバー素材のマットレスは水洗いに対応しているモデルが多く、シャワーで丸洗いできるものもあります。購入時に洗えるかどうかを確認しておくと安心です。清潔さを最優先に考える方にはファイバー素材が特に向いています。
なお、ウレタンマットレスを水洗いしてしまうと、内部の水分が抜けきらずにカビや雑菌が繁殖する原因になります。「汚れたから洗いたい」と思っても、素材に合った方法でケアすることが重要です。

自宅でできるマットレスのお手入れ方法

日常のお手入れ:掃除機がけ
マットレスの表面には、想像以上にフケ・ホコリ・ダニの死骸などが蓄積しています。週に1回を目安に、マットレスの表面に掃除機をかけましょう。布団用のアタッチメントを使うと、繊維の奥まで効率よく吸引できます。1平方メートルあたり20秒以上かけて、ゆっくりと動かすのがポイントです。
掃除機がけの際は、表面だけでなくマットレスの側面や角の部分も忘れずに吸引してください。ダニやホコリはマットレスの縫い目や端に集まりやすい傾向があります。また、ベッドフレームとの隙間も汚れが溜まりやすいポイントなので、定期的にマットレスを外してフレームも掃除するのがおすすめです。
汗のシミには重曹
黄ばんだ汗ジミは放置すると酸化が進み、どんどん落ちにくくなります。気づいたら早めに対処するのが鉄則です。重曹は弱アルカリ性で、酸性の汗ジミの中和に効果的です。
- 重曹を水に溶かしてスプレーボトルに入れる(水200mlに重曹小さじ1)
- シミの部分に吹きかけて5〜10分放置する
- 固く絞ったタオルで叩くように拭き取る
- 乾いたタオルで水分を吸い取る
- しっかり乾燥させる
においが気になるときは重曹の粉末を活用
マットレス全体のにおいが気になる場合は、マットレスの表面に重曹の粉末を薄くまんべんなく振りかけ、30分〜1時間放置してから掃除機で吸い取ります。重曹がにおいを吸着してくれるため、すっきりとした仕上がりになります。
この重曹を使った方法は、新品のマットレスの素材臭が気になるときにも使えます。開封直後のウレタンマットレスは独特のにおいがすることがありますが、重曹を振りかけてからしばらく換気することで、においを軽減できます。ただし、においがなかなか取れない場合は陰干しを数日繰り返してみてください。
血液のシミにはオキシドール
血液のシミには、オキシドール(過酸化水素水)が有効です。オキシドールは薬局で数百円で購入できます。シミの部分に少量つけて、泡立ちが落ち着いたら固く絞ったタオルで拭き取ります。血液のシミは時間が経つと固まって落ちにくくなるため、気づいたらすぐに対処するのがポイントです。ただし、色落ちする可能性があるため、目立たない部分で試してから使用してください。
おねしょ・ペットの粗相にはクエン酸
尿のシミやにおいには、クエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1)が効きます。シミの部分にスプレーし、タオルで叩いて拭き取りを繰り返します。クエン酸はアルカリ性のアンモニア臭を中和する働きがあるため、消臭効果も期待できます。
おねしょの対処は時間との勝負です。放置すると内部に染み込んでしまい、表面だけの処理では臭いが取れなくなることがあります。気づいたらすぐにタオルで水分を吸い取り、その後クエン酸水で処理するのが効果的です。小さなお子さんがいる家庭では、防水タイプのマットレスプロテクターを事前に装着しておくと安心です。
いずれの方法でも、マットレスに水分を染み込ませすぎないことが重要です。水分が内部に残るとカビの原因になります。拭き取り後は扇風機やドライヤーの冷風を当てて、しっかりと乾燥させてください。

プロのマットレスクリーニングサービス

クリーニングの流れ
プロのマットレスクリーニングは、一般的に以下の手順で行われます。
- ホコリ・ゴミの吸引除去(約15分)
- スチーム洗浄(約25分)
- 専用機器による吸引洗浄(約35分)
- 乾燥(約60分)
プロの洗浄では、家庭では落とせない深い汚れやダニのアレルゲンまで除去することができます。特にスチーム洗浄は高温の蒸気を使うため、ダニの駆除と洗浄を同時に行える点が大きなメリットです。
クリーニング業者を選ぶ際は、作業実績や口コミを確認するのが大切です。出張対応してくれる業者が多いですが、作業スペースとして寝室にある程度の空きが必要になる場合もあります。事前に業者に問い合わせて確認しておくとスムーズです。
クリーニング費用の相場
マットレスクリーニングの費用は、サイズや業者によって異なります。一般的な相場は以下のとおりです。
| サイズ | 片面 | 両面 |
|---|---|---|
| シングル | 8,000〜15,000円 | 12,000〜22,000円 |
| セミダブル | 9,000〜17,000円 | 13,000〜25,000円 |
| ダブル | 10,000〜19,000円 | 15,000〜28,000円 |
両面クリーニングの場合は片面の約1.5倍の料金になります。業者によってはオプションで防ダニ加工や消臭加工を追加できるところもあります。
プロに依頼するタイミング
以下のような場合は、プロへの依頼を検討するとよいでしょう。
- 自宅でのケアではシミやにおいが取れない
- アレルギー症状が気になる
- ペットと一緒に寝ている
- 数年間一度もクリーニングしていない
年に1〜2回のプロクリーニングを行うと、マットレスの清潔さを長期間維持しやすくなります。特にアレルギー体質の方やペットと一緒に寝ている方は、定期的なプロクリーニングで快適な睡眠環境を維持するのがおすすめです。クリーニング業者の選び方については、くらしのマーケットで費用相場や口コミを確認できます。

マットレスを汚さないための予防策

マットレスプロテクターを使う
マットレスプロテクター(防水カバー)を使えば、汗・皮脂・汚れがマットレス本体に染み込むのを防ぐことができます。特に小さなお子さんやペットがいる家庭では必須アイテムです。
マットレスプロテクターには「全面カバータイプ」と「ボックスシーツタイプ」があります。全面カバータイプはマットレス全体を包み込むため、防水性とダニ対策に優れています。ボックスシーツタイプは着脱がしやすく、日常的な洗濯に便利です。マットレスをしっかり守りたい方は全面カバータイプを選ぶとよいでしょう。
ベッドパッドとシーツの二重ガード
マットレスの上にベッドパッド、その上にシーツという順番で敷くと、マットレスへの汚れの到達を大幅に減らせます。シーツとベッドパッドはこまめに洗濯しましょう。
この二重ガードの正しい順番は「マットレス→ベッドパッド→シーツ」です。逆にすると、せっかくのベッドパッドの効果が薄れてしまいます。さらにマットレスプロテクターを加える場合は「マットレス→プロテクター→ベッドパッド→シーツ」の順番になります。
寝室での飲食を避ける
寝室での飲食は、食べこぼしによるシミの原因になるだけでなく、ダニやカビのエサを提供することにもなります。できるだけ寝室での飲食は避け、清潔な環境を維持しましょう。
どうしてもベッドの上で飲食する場合は、こぼしたときにすぐ拭き取れるよう、マットレスプロテクターを装着しておくと安心です。飲み物をこぼした場合は、すぐに乾いたタオルで水分を吸い取り、その後は扇風機やドライヤー(冷風)でしっかり乾燥させましょう。

素材別お手入れのポイント
- ウレタン:水洗い不可。陰干しで湿気を飛ばす。高温に弱いので天日干しは避ける
- コイル:水洗い不可。掃除機がけと部分的なシミ取りが中心
- ファイバー:水洗い可能な製品が多い。シャワーで流して陰干し
- ラテックス:水洗い不可。陰干しで湿気を飛ばす。紫外線に弱いので天日干し厳禁
素材ごとのお手入れ方法についてさらに詳しく知りたい方は、フランスベッドのマットレス洗い方ガイドやライズ睡眠コンシェルジュも参考になります。

よくある質問(Q&A)
Q. マットレスのお手入れはどのくらいの頻度でやるべき?
日常的な掃除機がけは週に1回が目安です。シーツの洗濯は週1〜2回、ベッドパッドの洗濯は2週間に1回程度が理想的です。マットレスを立てかけての陰干しは月に1〜2回行うと、湿気がこもるのを防げます。プロのクリーニングは年に1〜2回が目安です。
Q. 重曹がない場合、他に使えるものはある?
汗ジミには中性洗剤を薄めたものでも代用できます。水200mlに食器用中性洗剤を数滴垂らし、タオルに含ませてシミの部分を叩くように拭き取ります。ただし、洗剤の成分がマットレスに残らないよう、水拭きと乾拭きをしっかり行ってください。
Q. マットレスの裏面もお手入れが必要?
必要です。マットレスの裏面は通気性が悪くなりがちで、カビが発生しやすい部分です。定期的にマットレスをひっくり返して、裏面にも掃除機をかけたり、風を通したりしましょう。両面使用できるタイプのマットレスなら、表裏のローテーションも兼ねて3ヶ月に1回程度ひっくり返すのがおすすめです。片面仕様のマットレスでも、裏面の状態確認と掃除は月に1回程度定期的に行いましょう。
Q. 天日干しとクリーニング、どちらが効果的?
目的が異なります。天日干しは湿気を飛ばすのに効果的ですが、汚れやダニの除去にはあまり効果がありません。一方、プロのクリーニングは汚れ・ダニ・アレルゲンの除去に強いですが、日常的な湿気対策にはなりません。日頃は陰干しや換気で湿気を管理し、年に1〜2回プロのクリーニングで深い汚れを落とすのが理想的な組み合わせです。なお、ウレタン素材のマットレスは紫外線で劣化するため、天日干しではなく必ず陰干しで行いましょう。
まとめ
マットレスのお手入れは、日常的な掃除機がけと汚れ別の部分ケアが基本です。汗ジミには重曹、血液にはオキシドール、尿のにおいにはクエン酸と、汚れの種類に応じた対処法を覚えておくと便利です。自宅でのケアで対応できない場合は、プロのクリーニングサービスの利用も検討しましょう。
マットレスを清潔に保つことは、快適な睡眠環境を維持するうえで欠かせません。マットレスプロテクターやベッドパッドを活用して、そもそも汚さない工夫をすることも忘れずに。日頃からの小まめなケアが、マットレスの寿命を延ばし、より良い睡眠につながります。お手入れの習慣がまだない方は、まずは週1回の掃除機がけから始めてみてください。小さな積み重ねが、清潔で快適な睡眠環境を作り、マットレスの寿命を延ばすことにもつながります。
🌙 生活リズムを見直しながら、漢方も気になる方へ
LINEで薬剤師に相談できるオンライン漢方薬店「YOJO」

- ✅ LINEで約3分の体質チェック
- ✅ 漢方選びを薬剤師に無料で相談できる
- ✅ 相談して決めた漢方を自宅にお届け
- ✅ 取り扱いは第二類・第三類医薬品
※体質チェックと相談までは無料。持病がある方・服薬中の方は医師にご相談ください


